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MH的学生生活

建設日:2004/10/06
更新日:2004/10/06

 2004年9月の日記

 2004年9月30日(木)

夏休み(秋休み)最終日。6時起床,7時半出勤。午前中で民事Wの予習を終わらせ,午後は民事Vの課題。まずは参考資料読み。

夕方,商事U・Vの授業方法について,教授と会談。拙稿「法科大学院生から見た法科大学院教育」を担当教授がご覧になったらしく,私が学生側代表として意見聴取されることに。私ともうひとりの二人で呼び出されたので,ほっとしました。

19時半に帰宅。夏休み最後の夜を,哀愁に浸りながら過ごしました(笑)。

▽ 法科大学院資料室の蔵書が増えることになりました。いったんは「今年度の図書予算は使い切った」と蹴られた要望でしたが,通ったのです。やっぱり,通るかどうかで躊躇しないで,ボールは投げてみるに限ります。

確かに9月28日の日記のように通らない要望もありますが,ボールを投げてみなければ学生側がどんな要望を持っているか,大学側は知る由もありません。

来年度開講科目にしても,思えば入学当初の4月2日にクラスメイトのK女史とふたりで「来年度開講予定がはっきりしなければ,今年の履修計画が立てられない」という声を教務委員に上げたからこそ,11月末に決定予定だった来年度開講科目が4月時点で9割方も明らかになったのでした。

最終的には4科目が来年度開講未定のまま後期の履修登録を迎えます。私はどうしても未定の医療訴訟と企業法務のどちらか一方しか履修登録する余裕がないので,どちらか一方でも明らかになってくれれば,と願っていましたがダメでした。

残念な思いもありますが,要望の声を出すだけ出した結果なので,もうあとは来年度も開講されることを祈るのみです。

――◇――

▽ さあ,明日から後期です。私の後期の目標は……

1.どの授業も,しっかりと復習時間を確保する。(期末試験前に泣かないために。)

2.課題は早めにやっつける。(提出日前夜に泣かないように。)

そして,できれば……

3.試験8科目に沈潜して基礎的な理論を定着させるとともに,周辺分野も含めてたくさんの文献を読んで幅広い知識を獲得する。

「まず伝統理論に沈潜せよ」は研究科長から私へのアドバイス。がんばります。(^^ゞ

 2004年9月29日(水)

9時起床で少し遅めに出勤して,夕方まで粘るも民事Wの予習は終わらず。これが毎週あると思うと,少々萎えます。周りではそこら中で悲鳴と絶叫が……。というか,こんな量を授業で扱いきれるのでしょうか。

夕方,いったん帰宅して買い物と夕食。のんびり夕食を取っていたら22時を過ぎてしまいました。22時を過ぎると法学部棟は施錠されてしまうため,中からしか開けられません。いつもは研究室の誰かに電話して開けてもらえるのですが,あいにく今日は飲み会。誰もいないことでしょう。

諦めて自宅謹慎。早めに寝て,明日は早くからがんばることにします。0時就寝。

▽ 独禁法改正。9月17日の日記で10%に引き下げられたと書いた課徴金は ,更に9%に引き下げられました。大丈夫か,公正取引委員会。

▽ プロフィール更新しました。

 2004年9月28日(火)

6時半起床,8時出勤。午前中はローヤリング=クリニックの課題を完了。

後期の授業で使う教材等,膨大な資料が配布されました。厚さにして10センチくらいはありましょうか。読むだけで3ヵ月ぐらい過ぎ去りそうです。(^_^;)

午後は民事Wの予習。『ケースブック民事訴訟法』(弘文堂,2004)を使います。設問と判例の量が多くて,非常にハードな予習になりそうです。後期が始まったら他の授業の課題もあるだろうに,こんなんで毎週きっちりこなせるのでしょうか……。

日付越えて2時近くまで粘るも終わらず。帰宅して2時半就寝。

▽ 4科目(医療訴訟,企業法務,環境法特論,政策分析)は来年度開講するかどうかが決まらないまま後期の履修登録を迎えることになりました。

教務からの回答は「自己責任。来年開講されなくて困る科目は優先して履修しなさい」との趣旨。11月末まで最終確定しないようです。

キャップ制問題があるから来年度開講されるか未定の科目を全部取るわけにもいかないので,早く明らかにしてくれと要望していたのに,そんなことは全く理解してもくれませんでした。

初年度だから仕方ない,と言ってしまえばそれまでなのかも知れませんが,どうして解決策を考えることもなく,ばっさり切り捨てるようなことをするのでしょうか。

 2004年9月27日(月)

今日は夏休み最後のクラスイベントということで,午前はフットサル,午後はジンパ(ジンギスカンBBQ)が行われていましたが,私は所用で欠席。

原田・行政法を少し読み進めました。残りは不服審査と行政訴訟の2項目(約100ページ)。その後,刑事Vの課題を少し手直し。

明日以降,後期が始まるまであと3日だけです。その間に,ローヤリング=クリニックと民事Vの課題,公法Uと民事Wの予習,原田・行政法などなど。どうも終わらない気がします……。(×_×;)

0時半就寝。

 2004年9月26日(日)

遅めに出勤したため,午前はあまり捗らず。午後は予備校でアドバイザー業務。夕方からローヤリング=クリニックの第2回の課題に手をつける。まだ1回も授業がないのに,すでに2回目の課題の〆切が迫っています。

提出前日の夜中に夜更かしして課題を仕上げていた自転車操業の前期を反省し,後期は提出日に余裕を持って取りかかろうと思っています。

午前1時半まで粘ってみたものの,結局終わらず。帰宅して2時就寝。

 2004年9月25日(土)

7時過ぎ起床。午前は刑事Vの課題。苦しみながら,一応完成,かな。休み中に一通り刑事訴訟法を流したかったのですが,どうもできずに後期を迎えそう。

今回の刑事Vの課題のテーマのひとつに,「人質司法」という言葉がありました。日本の刑事司法は保釈率が低いです。有罪判決までは「白黒はっきりしない」じゃなくて,「無罪の推定」なんですけどね……。

もっと興味のある方は,私が参考にした山田俊介弁護士のページをご覧ください。

午後,経済法研究会。「競争の実質的制限」について稗貫教授の発表。私がゼミ発表で扱ったのと,少し切り口が違いますが(私のテーマは「競争の実質的制限」の位置づけ,稗貫先生のテーマは「競争の実質的制限」の意義),とても参考になりました。というか,教授と私の「距離」を感じました。やっぱり稗貫先生は偉大だなぁ,と。

夜は自宅に戻って,前回国会で成立した法文とか,官報とか,質問主意書・答弁書とか。衆議院議員から依頼されたリサーチの〆切が迫っています。何とかせねば。

0時半就寝。

 2004年9月24日(金)

本日休業日。息抜きしてます。(*^_^*)

▽ MS-Wordでレポート書いてる皆様,項目の番号振りと字下げって面倒じゃありませんか?

    なになに
    1   なになに
      (1)   なになに

っていうあれです。あれをかなり簡単に設定できるMS-Wordのテンプレートを作ってみました。試しに素人ユーザーに使ってみてもらったところ,かなり好評です。

問題は,インストールが難しい。みなさんにダウンロードしてもらえばOKというわけにはいかないのです。

というわけで,手始めに私の周りの方,声をかけてください。出張インストールサービス致します。周りで使ってもらって改良する中で,もっと簡単にインストールできるようにパワーアップすることにします。(^_^)b

 2004年9月23日(木・祝)

研究室泊明けで一日中眠かったです。

午前中はローヤリング=クリニックの課題,弁護士業務概論。事例を読んで,弁護士の行為の問題点を指摘するというもの。普段の思考回路(六法の論点)と違うので,頭が疲れます。

昼にいったん帰宅して昼食を自宅で済まし,再出勤。次は刑事事例Vの課題。いろいろな視点から日本の刑事手続の特徴を明らかにするというもの。これまた普段とは違う思考回路。

20時帰宅,借りてたDVDを観る。韓国のクァ・ジェヨン監督の『ラブストーリー(原題は『クラシック』)。同監督作品では『猟奇的な彼女』が有名ですが,どちらもちょっぴり切ないけど,いい話です。最近韓流のあなた,オススメですよ。1時就寝。

 2004年9月22日(水)

雨が降っていたので昼過ぎまで自宅で原田・行政法を読み進める。

なかなか止みそうにないので雨の中を突破して15時頃,大学に到着。しばらくしたら雨が止みました。(-"-;)

民事事例Vの課題が掲示してありました。というか,「課題は27日以降に発表される」旨の掲示でした。今月初めに「なるべく早く課題を発表して欲しい」と要望したところ,「15日までに発表するようにする」という回答をいただいていたのですが……。

瀬川=内田『民法判例集』(有斐閣)の購入を義務づけています。判例百選(有斐閣)と判例講義民法(悠々社)に続けて3つめの判例集の購入。判例集ばかり3つも買わされても困ります。 (×_×)

思えば,購入するよう指定されたのに,結局ほとんど使わない教科書・教材ってよくありますよね。決して安い本でもないのに。

刑事事例Vでも課題が発表されていました。しかも,〆切が近い。休み中だからといって気を抜けません。掲示板は頻繁にチェックするようにしましょう。

この授業は2年課程46人を半分ずつに分けて2クラス編成にします。しかし,担当教員にクラス分けはどうなるのか訊いたら「学事掛に訊いてくれ」と言われ,学事掛に訊いたら「担当教員に訊いてくれ」と,循環しました。

思えば,そういうたらい回しって,たまにありますよね。(^_^;)

そんなこんなの,すっきりしない一日でした。

夜はクラスメイトらとちゃんこ鍋を食べに行きました。ちゃんこ鍋の定義って何なんでしょうか。相撲取りが作る鍋はみんなちゃんこ鍋と呼ぶのでしょうか(しかし,私たちのテーブルに来た店員さんは中国人でしたけど)。まあ,おいしかったので何も文句はありません。

帰るのが面倒になって意味もなく研究室宿泊。3泊目。

 2004年9月21日(火)

7時起床。9時出勤。9時からローヤリング=クリニックのガイダンス。「ローヤリング=クリニック」とは,後期に開講される2単位の弁護士業務実習です(法科大学院独自科目)。前半8回のローヤリング(講義)と後半8回のクリニック(実習)から成ります。

本年度は後期に2クラスが設置され,来年度以降は前期に1クラス,後期に2クラスの予定とのこと。定員は1クラス16名。

しかし,忌まわしきキャップ制問題(今年は必修科目以外に12単位しか履修登録できない)のため,予想より遙かに履修者が少なくなりました。2クラスで32名まで収容できるのですが,12名程度になり1クラスに縮小されました。

それにしても,キャップ制ってなんなんでしょう。履修登録に制限をかけても,結局どうしても取りたい科目があれば,学生は聴講という形で登録することなく受講しています。そうやって聴講した科目は成績にも残らずに卒業してゆくことになります。これを「心の単位」と某教授はおっしゃっていましたが。

民訴・刑訴等の課題が積まれてゆくのを横目に,本日は憲法の勉強。0時就寝。

 2004年9月20日(月・祝)

7時起床。疲れが溜まっているので大学には出勤せず,終日自宅で原田・行政法を読む。50ページ弱進んで,残り100ページぐらい。読了までにはあと2日ぐらいかかりそうです。そんなにかけてる時間もないんですが……。

夕食は自炊。コンソメスープに「じゃがりこ」を入れたらおいしかった(食べる直前に入れて食感を残すのがポイント)。0時半就寝。 

▽ 後期の授業開始まであと残り10日になりました。またハードな日々が始まります。すでにいくつか課題も発表されています。お休みモードはもうおしまいなのかも知れません。

 2004年9月19日(日)

午前はぐだぐだ。午後は会社法がはかどりました。会社法は後期も講義がありますので,こつこつと勉強を続けようと思ってます。

いったん帰宅して,夕食を自宅で軽く済ませてから研究室に戻り,経済法ゼミ期末レポートの最終稿。20,000字を超えて無事に仕上がりました。6月に書いたときよりも詰めることができたと思います。PDFに変換してこのサイトにも近々アップロードする予定です。 (→アップしました。

懸案の経済法レポートが仕上がって休みたいところですが,リミットが迫った国土交通省に提出するパブリックコメントの原稿に着手。経済法よりも遙かにすらすら筆が進みます。まあ,こちらは商売ですからね。

1時に校了。事務局内で稟議して月末に国交省に提出します。帰宅して1時半就寝。

 2004年9月18日(土)

朝早くから夕方まで粘ってみましたが,経済法レポートは結局終わらず。というか,後半部分は自説が固まっていないのだから,書けるわけがなく……。あしたもういっぺん詰めてみて,詰まらなかったら,諦めて後稿に委ねることにします。

電池が切れて,夜は自宅でのんびり。ピアノを弾いたりして過ごしてました。

▽ 壊れたデジカメの修理見積もりが来ました。曰く,1万7千円也。もうちょっと値切って功を奏さなければ,諦めます。(・_・、) どうせデジカメと携帯電話のカメラの画素数は同じなんですけど。

 2004年9月17日(金)

6時に母に起こされるも,9時まで二度寝。

今日の大きな事件。近所のスーパーで財布を落としました。クレジットカードとキャッシュカードを停止して,交番に紛失届を出し終わった後に発見。自分の車の中に落ちてました。(-"-;)

しかし,一度停止したクレジットカードは復活できません。再発行を待つことになります。手数料かかるし,時間かかるし……。でも,まぁ,見つかったので良かったことにしましょう。ほんと良かったぁ。

ずいぶんひどいアホっぷりを発揮したため,どっと疲れました。ゆえに,今日も経済法レポートは進まず。(^_^;)

5日間の滞在を終えて,母が帰って行きました。20年ぶりの札幌なのにどこにも観光に行かず,ひたすら家でビデオとDVDを観ていただけでしたが,そんなんで良かったのでしょうかね……。

1時半就寝。明日でレポートを完成させ……られるように努力します。

▽ 今日の小さな事件。某教授から某科目で「不可」を何人かに出したことを聞き,戦々恐々とする。

▽ 今秋の独禁法改正は経済界の反発に「課徴金10%」で公取委が折れたようです。引き上げ率よりも,罰金額の2分の1を控除する課徴金調整規定のほうが問題があると思うのですが。ちゃんと国会を通過するのでしょうか。

▽ マイクロソフト社に対する勧告もすでに審判開始決定が出ています(9月3日)。この事件は後期の経済法ゼミで私が発表いたします。

 2004年9月16日(木)

朝,出勤前に市販のヘアカラーを使って髪を染めました。ちょっと色が抜けすぎたような……。廊下ですれ違った法科大学院長に「日記に書いていた通り,自分で髪を染めたね?」と指摘 されました。確かに9月11日の日記にカラーは自分で入れると書いたのですが, それを覚えていらっしゃったとは……びっくりです。

どうもこのサイトを先生方もときどき読んでくださっているようで,かなり恐縮です。というか,あまり滅多なことは書くもんじゃありません。(笑)

午後は母と買い物。夜は高校の同級生が学会で北大に来ているので夕食を一緒に。レポートはほとんど進まず,1時就寝。

▽ 今日は初恋の人の誕生日。今頃どこでどのようにお過ごしなのかしら。

 2004年9月15日(水)

うとうと数時間仮眠を取って,レポートの続き。13時,とりあえず合議に必要な分(カルテル規制まで)を仕上げる。企業結合規制はまた明日以降に書き足します。

昼過ぎにいったん家に帰って身支度を整えて,17時から刑法専攻の院生と不当な取引制限の罪についての合議。お互いのレポートに活かせるものになったと思います。

10月1日(金)から始まる後期の授業の予習課題が徐々に発表されています。あと2週間余りしかありません。その間に経済法レポートを書き上げて,行政法・民訴法・刑訴法を予習しておきたい。でも憲法・民法・刑法も少しはやらないと……。時間の少なさに焦ってしまいます。

▽ トラブル続きの無線LAN。ここ2週間ぐらい私の部屋と隣の部屋のアクセスポイントの調子が悪くて,私は諦めてPHSで繋いでいます。(ネットが断続的に切れるせいで,隣の席の人もぶちぶち切れています。笑)

本日より別の業者が出入りして,本格的な調査が始まったようです。今度こそ,ちゃんと繋がるようになって欲しいです。いっそのこと,有線でもいいのに。

▽ いつから今日は敬老の日でなくなったのですか?

 2004年9月14日(火)

7時起床。雨が少し残っていたので,午前中は自宅で経済法ゼミの期末レポートのための資料読み。

明日,研究者コースの院生とレポートテーマについて合議するので,私のレポートも間に合うように執筆を進めているのですが,今回はあまり細かい文献に当たっている時間もなくて,大雑把で荒っぽい議論をしているように思えます。

午後の空いた時間に,母を引き回して北大構内を案内して,あとはレポート執筆の続き。なかなか進まず。夕食後も研究室に戻って朝まで粘ってました。

昨日から使い始めた一太郎2004ですが,少し慣れてきました。数万字単位の長い文章を作成するときにはMS-Wordより一太郎の方が使い勝手がよい気がします。

朝6時半,研究室のイスの上で仮眠。今月2泊目。

▽ 大阪教育大付属池田小学校事件の宅間守死刑囚の刑が執行されました。刑が確定してから1年足らず。異例のスピードです。

6月2日の日記にも書きましたが,私はそのころ司法精神医療に関わっていたので,宅間死刑囚の刑執行はひときわ感慨深いものがあります。

 2004年9月13日(月)

経済法ゼミの期末レポートに着手。6月に自分が書いた論文を読み直してみると,結構詰めが足りないところや論理展開のおかしなところがあります。 がんばって仕上げましょう。

ワープロソフトをMS Office Word 2003から一太郎2004に切り替えました。やっぱりMS-IMEよりATOKのほうが昔から使っているので慣れていて良いです。一太郎は10年以上昔のVer.3からのユーザーです。とはいうものの,新しい機能に慣れなくて試行錯誤の繰り返し。使いこなすにはもう少し時間がかかりそうです。

結局,一太郎に慣れるために時間が過ぎたような一日でした。

夜,母が実家からやって来ました。金曜日まで札幌に滞在して,遊んで帰るそうです。あんまり相手してあげられませんけど。

2時就寝。

 2004年9月12日(日)

午前は研究室で資料整理。午後は予備校で小論文指導。夕方,研究室に戻って会社法を少々かじる。試験終了直後ということもあって,校舎内は人影もまばらです。

ぐったり。どうも体調が悪いらしく,あきらめて帰宅。22時就寝。

 2004年9月11日(土)

9時起き。試験期間中の寝不足を解消してすっきり。

午前中は美容室に。ちょっぴり秋モード。髪の色も近々自分で入れる予定です。散髪後,その足で100円ショップにて買い物。近頃の100円ショップの品揃えは日進月歩の感があります。ついついがらくたをあれこれ買ってしまいました。

午後は勉強も忘れてのんびりと過ごしました。ベッドカバーも洗濯して気持ちいい。

そんなこんなで完全に勉強から離れた一日でした。明日から研究生活に戻ります。1時就寝。

▽ 「会社法の現代化」の準備が着々と進んでいます。民法のように「現代語化」だけではなくて,「現代化」です。商法の中から会社法分野を抽出して監査特例法とも一体化した新しい「会社法」とかいう法律ができるとか何とか。

来年の通常国会に提出されて,再来年春に施行。なんと,ちょうど私が新司法試験を受ける年の春に施行じゃないですか。覚えた条文もどれだけ無駄になるのか……(私は言うほど覚えちゃいませんが)

受験生にはちょっぴり辛い「現代化」となりそうです。

 2004年9月10日(金)

8時過ぎ起床,9時出勤。獣医学部の前の遊歩道はおびただしい倒木で金網も柵もなぎ倒され,通行不能状態でした。

本日は期末試験最終日にして2本立て。ラストスパートです。午前中は刑法総論をぐるぐる高速4回転。

3限,法情報学試験。想像していたよりもはるかに簡単な問題でした。通り一遍の「単位だけはお願い」答案を40分で書き上げて退散。再び刑法総論の勉強。

4限,刑事法事例問題研究T試験。授業で扱った判例をひねって難しくしたものなど,事例問題が2問。っていうか,事例が複雑で難しすぎです。終わった後で,あ……同時犯じゃなくて共同正犯じゃんって思いましたが時既に遅し。

以上にて,期末試験全日程終了!お疲れ様でした!

クラスメイトらは期末試験打ち上げで宴会だそうです。私は資金不足と禁酒中のため,遠慮して早々に帰宅。まだ経済法ゼミのレポートなどが残っていますが,明日はゆっくりと休む予定です。1時就寝。

▽ 明日は日弁連法務研究財団主催シンポジウム(法科大学院教員向け)で私の報告書が配布されます。どんな反響があるか楽しみです。

期末試験も終わったことですし,このサイトもコンテンツをもう少し充実させるよう努力します。(^^ゞ

 2004年9月9日(木)

昨晩は2時半に研究室で寝袋に潜り込み,7時に起床。1限の試験に向けて最後の追い込み。

1限,商事法事例問題研究T試験。金庫株と株主平等原則についての説明問題が2問。事例問題向けの対策に重点を置いていたのでやや苦戦しました。それ以前に会社法の勉強の絶対量が足りない。(ー_ー)!!……後期こそはがんばりましょう。

最も不安な試験が終了しました。やや気抜け。たまった鬱憤を晴らすため,台風一過の自宅を片付け・掃除・洗濯。丸一日ぐらい停電だったため,冷凍庫の食材はすべて廃棄に。まだ復旧の目途すら立っていない地域もあることを思えば,ましなほうでしょう。

夜になっても気抜けは戻らず,だらりだらりと最後の試験勉強をしながら4時就寝。

 2004年9月8日(水)

台風が直撃しました。でもこんな日でも法学部は試験をやってます。絶対におかしい!

外では街路樹がそこらじゅうで倒れ,電柱も折れてるし,看板が飛んでたり,屋根が吹っ飛んでたり,信号も停電で消えてるし。瞬間最大風速49.3メートルですって!

でも北大法学部では試験をやってます。電話で法学部学事掛に問い合わせたら,「公共交通機関が止まって証明書の発給を受けた場合に限り,追試を認めます」と。死ぬ気で来いってことでしょうか。絶対におかしい!

中では試験をやっているのに,正門では「構内立入禁止」と追い返されそうになりました。北大自慢の並木もいたるところで無残な姿で折れています。写真を撮ろうと思ったのですが,デジカメが壊れて撮れず……。これも痛いです。(>_<)いたたた...

さて,我が家も停電しているので明日1限の試験勉強のために学校に来ました。通学路の途中何箇所かは倒木で通行不能になってましたが。停電の復旧の見通しも立たないので,今晩は学校に泊まります……。

 2004年9月7日(火)

午前中は4限の民事Tに向けて試験勉強。試験前10分で見直す資料作り。計4回,試験範囲全体を回しました。かつて,こんなにまじめに試験勉強した試験があっただろうか……。

4限,民事法事例問題研究T試験。ヤマが当たって債権譲渡。ヤマが当たることと,試験問題ができることは別次元であることを痛感。(ー_ー)!!がんばって書きすぎて腕が痛くなりました。

台風が近づいているので試験終了後すぐに退散。台風ニュースを見ながら夜更かしして,午前4時就寝。

 2004年9月6日(月)

6時起き,7時半出勤。たいていいつも一番乗りなんですが,すでにルームメイトがふたりも来ていてびっくり。

1限,8時45分より公法事例問題研究T試験。八幡製鉄事件・司法書士会事件・税理士会事件・国労広島地本事件の判例を読んで分析する問題。授業でやった内容に忠実。みんなヤマを外されてましたが,何とか書けた模様。

試験時間を勘違いして時間配分を誤ったため,ちと辛かったです。

午後は明日の民事Tの試験勉強をしようとするも,あまり頭が働かず。諦めて昼寝でもすれば良かったと少し後悔。

夜になってから本格的に稼動。ぼちぼち進んだので良しとして,1時就寝。

 2004年9月5日(日)

たっぷり寝て8時起床,遅めの10時出勤。公法Tの続き。

午後は予備校でアドバイザー。最近は各大学で入試が始まったこともあって小論文の質問が多いです。「論理的な文章を巧く書く」って難しいですね。それを人に伝えるって尚更難しいです。日々苦労しています。

結局,残り時間を公法Tで使い切り,明日からの後半戦を向かえることに。月曜公法T,火曜民事T,木曜商事T,金曜3限法情報学,金曜4限刑事Tの5科目。鬼門は木曜日……。

0時就寝。明日の1限,寝坊しませんように。

 2004年9月4日(土)

終日,公法Tの試験勉強。前期の間,全く復習しなかったので,膨大な量のペーパーを読む羽目に。

読みながら授業を振り返ってみると,結構面白い議論をしてたなぁ,と思います。いくつかの分野では,憲法の最先端の議論に追いついていたと思います。それほどに結論の容易に出ない悩ましい議論が多かった。

ただ,いかんせんレジュメが読みづらい。プレゼンテーションという意味ではもうちょっと工夫が必要ですね。

結局全ては読みきれず,明日へ積み残し。

22時に帰宅。夕食にそうめんとキムチ。少しわびしい。夕食後,商法をやろうと思いつつ,何もせずにテレビを眺めて,0時ダウン。

 2004年9月3日(金)

6時起き,8時出勤。最後のヤマかけで譲渡担保のお勉強。

2限,民事法事例問題研究Uの期末試験。やっぱりヤマは外れて賃料債権への物上代位。認定事実をもとに判決書を書かせるスタイル。最初に主文を書いて,理由付けを書く……だったらしいのですが,私は問題文を見落としてました。(笑)

問題文だけでA4紙2ページありました。読んで理解するだけで15分くらいかかったり,根抵当の条文から物上代位を一生懸命探していたり(根抵当権も抵当権なんだから,372条でいいんですね),あれこれ余分なことに時間を使い,最後は乱筆乱文に。(・_・;)

とりあえず前半の3日間が終わりました。後半5日間で私は5科目。土日もがんばっておきましょう。

そうそう,明日から北大法科大学院では特別選考の入試が始まります。受験生の皆さん,がんばってくださいね(きっと試験が終わってからこれを読むことになるのでしょうが)

 2004年9月2日(木)

しっかり睡眠とって9時起き,10時出勤。しばらくしたら1限の経済法試験を受けたルームメイトたちが戻ってきました。

経済法は予想を大きく外されたらしく,みんなしてがっくりしてました。3分野から3題(3題中2題の選択問題)といったら1分野1題ずつだと思いますよね,普通。1分野から2題出たため,その1分野を抜いていた諸氏には痛かったようです。

私のほうは,とりあえず明日の民事Uの試験勉強。範囲が広くて,今さらやることもなく(ひとたび手をつけると収拾がつかなくなるので),ノート整理にでも励んでおきました。

1時半帰宅,2時就寝。

 2004年9月1日(水)

とうとう始まりました。試験期間。6時半起き,8時出勤。

2限,刑事法事例問題研究Uの期末試験。名誉毀損と窃盗・詐欺あたり。『ムンクの叫び』をルパン3世が盗む,なんていう壮大なものを期待していたのに,盗んだのは定価1,000円のところ3割引で700円になった『マグロの刺身』でした。(笑)

みんな追加で解答用紙をもらって3ページ目に突入していましたが,私は意地で裏表2ページで収めました。すっきりしすぎて中身がないかも。(~_~;)

周りが明日の経済法の一夜漬けに追われているのに,私は民事Tの試験勉強。今学期の私の経済法は,講義は潜っただけで履修登録せず,ゼミは試験がないので楽チンです。

2時半帰宅,3時就寝。

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