MH.net

 

MH.net北大法科大学院紹介

建設日:2004/04/04
更新日:2005/06/22

 第1回リポート

 入学ガイダンス,与えられる設備の概要

ガイダンス

2004年3月31日(水),入学ガイダンスが文系新棟(W棟)でありました。

日弁連副会長(当時)の田中弁護士ほか,実務家教員の方々も出席なさり,熱く語っていらっしゃいました。

学生数と校舎

2004年度入学者は2年(既習)が46名,3年(未習)が57名の計103名。

法科大学院用の新校舎建設は予算措置の目途が立っておらず,建設未定。よって,常設模擬法廷は設置できていません。(その都度,器材を運んで設置することになります)
このあたり,新校舎を建設した法科大学院よりも弱いところだと思います。

校舎は7時〜22時に開錠しています。施錠中は中から外に出ることのみ可能ですが,24時間大学にいて構いません。

PCルームと法科大学院資料室には各人に与えられた電子カードキーが必要です。

メインの授業教室。
殆どの授業はここで行われます。
拡大写真)
研究室,資料室

2004年度入学者のために,法学部校舎1階に自習室(研究室)が8室。定員18名の大部屋が4室と,定員8名の小部屋が4室。

2005年度入学者のためには,法学部校舎1階に1室と,総合図書館5階に7室です。法学部校舎2階と総合図書館3階は渡り廊下で繋がっています。

2005年6月現在,法学部と経済学部の間に新しい建物(2階建て)を建設中です。講義室と自習室が増設される見込みとのこと。

小部屋研究室の風景。
拡大写真

法学部校舎1階の自習室の隣に法科大学院資料室。各分野の専門書と判例集が揃っています。殆どが新品です。コピー機が1台置いてあり,蔵書は全て禁帯です(持ち出し不可)。

2階には法令判例新刊雑誌資料室。民集や刑集,判時,判タなどが第1巻より揃っています。総合図書館には法学雑誌のバックナンバーや判例集が豊富に揃っています。

ネット

全員にPOPアカウントが配布され,有線LAN回線によってネット接続可能です。

ノートPCの購入が強く推奨されています。レポート課題をやるためには必須アイテムですから,殆どの人が個人用ノートPCを持ち込んでいます。 法科大学院生が利用可能な共用PCルームは3室あり,約50数台のワークステーション(主にWindows XP)が設置されています。

また,各人にTKCのWeb法令集・判例集,朝日新聞記事検索,時事通信行政情報への接続IDが与えられ,オンラインデータベースにアクセスが可能です。希望者には,米国法令判例データベース(LEXIS.COM)のIDも配布されます。

備品

各自習室には洗面台とガスヒーターがあります。ガスヒーターはボイラーが運転していない夜間や休日には必需品です。

コピーカードは年額15,000円(修士課程の1.5倍)。1枚7円ですから,年間2142枚可能です。

また,自習室に個席デスク・サイドキャビネット・本棚・ロッカー・電気スタンドが与えられています。デスクは一般事務用で引き出し2個付,サイドキャビネットは鍵付の大型引き出し2個。

本棚は幅約90cm×高さ約250cmの大型ですが,大部屋はどうやら1人1個ではないようです。小部屋は1人1個与えられています。ロッカーは上着等をかけられる縦長のものが1個と衣服以外のものを入れる中型のものが1個。ひとつの鍵で同時に開きます。

研究室備付の洗面台(部屋によって異なる)と,個人用イス。
拡大写真
個人専用キャビネット。2段同時に鍵がかかります。
拡大写真
鍵付ロッカー。小さな鏡付。
拡大写真
追加備品

カップめんやお茶を飲むのにポットが欲しいと会計掛に要望したところ,あっさりと各自習室にポットがひとつずつ支給されました。

また,学生談話室の1階に電子レンジが1台設置されました。

Copyright (C) 2004-2005 MH.net